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OCTシステム

事例

2.レーザー加工形状

レーザー加工形状のOCT計測実例


■石英ガラス上のレーザー加工形状の測定サンプル




石英に弊社のロゴをレーザー加工技術で掘り出したものを光学顕微鏡レーザー顕微鏡OCTで観察しました。


(a)は光学顕微鏡で撮影した画像でロゴが確認できます。

(b)、(d)はそれぞれレーザー顕微鏡OCTで撮影した画像です。


またレーザー顕微鏡画像の赤い点線部のプロファイルが(c)、OCT画像の赤い点線部の断層画像が(e)になります。


レーザー顕微鏡のプロファイルでは加工痕の深さが分かりますが、OCTの断層画像で見られるようなマイクロクラックは確認できません。


OCTを使うことで、レーザー加工で開けた穴の半径や深さ、マイクロクラックの評価などが行えます。



■活用例

レーザー加工で多く使用される様々な材料に対応いたします。


光学フィルム

・CFRP

・セラミックス

・金属

・半導体

・ガラス

・プラスチック など



▪活用例1

 レーザー加工の品番切替時に人の目による検査に工数がかかる。

→レーザー加工後の寸法検査をOCTにより自動化することで工数削減を実現。


▪活用例2

 カメラではレーザー加工形状の深さ方向の情報がわからない。

→OCTをレーザー加工機へアドオンし、深さを含めた加工形状のリアルタイム検査&制御へのフィードバック。


▪活用例3

 レーザー顕微鏡では直角の止まり穴の深さ方向の計測が難しい。

→適切なアスペクト比の対物レンズを選定し、穴の半径・深さ、更に加工によるマイクロクラックを検出。

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