シンクランド株式会社は光学・電気技術を用いた医療機器及び
検査測定機器等の 開発・製造及び販売を担っております。

0448741916

VISA通信とは

TOP > 事業紹介 > 光Q&A > PFDAのQ&A > VISA通信とは

VISA通信とは

 計測機器をリモートで扱おうとすると、まず問題になるのは通信方式だと思います。 現在、計測機器では多くの通信インターフェースを採用しており、状況によって使い分けることができます。
 一方で、A機器は有線LANで接続ができるけど、B機器はRS-232Cにしか対応していないという状況が起きえます。なので、複数機器と連携をするシステムを構築する場合、それぞれの特徴や接続方法を把握する必要があり、とても煩わしく感じると思います。
 本記事では、その問題を解決する複数のインターフェースを共通の方法で扱えるVISA通信について簡単にご紹介いたします。

代表的な通信インターフェース

 高計測機器の通信で利用されるインターフェースには次のようなものがあります。

  RS-232C USB(3.0) GPIB LAN(Cat7)
最大通信速度 20K bps 5G bps 8M bps 10G bps
最大接続数 1 127 14
最大ケーブル長 15 m 3 m 4 m 100 m
特徴 ハードウェアとしてはシンプル 多くの機器に搭載されている 計測機器特有のコマンドを簡単に扱える 多数の機器と接続が可能


 これらインターフェースは特徴も物理的な形状も異なります。
 ソフトウェアとしてもそれぞれ特有な設定があり、異なる設定が必要となってきますし、ライブラリをそれぞれ個別に扱う必要もでてきます(例えば、C#のUSB接続ならLibUsbDotNet、LAN接続ならSystem.Net.Socketsなど)。
 したがって、複数のインターフェースを組み合わせて利用する場合、労力も知識もコード量も必要となってきます。

ソフトウェア構成イメージ(従来)


図 ソフトウェア構成イメージ(従来)

VISA通信の方式とは?

 複数インターフェース問題を解決したのが、VISA通信です。
 VISA通信とはVirtual Instrument Software Architectureの略であり、PCと計測機器との通信する際に、物理的インターフェースに関係なく接続ができるようにした規格を指します。

ソフトウェア構成イメージ(VISA有)


図 ソフトウェア構成イメージ(VISA有)

VISA通信で気を付けること

 VISA通信ですべて共通化することは難しく、それぞれのインターフェース(プロトコル)に応じた固有の設定は必要となってきます。
 例えば、LANを利用したTCP通信であれば、IPアドレスやポート等を設定してあげる必要がありますし、RS-232Cを利用したシリアル通信であればボーレートやフロー制御等の設定をしてあげる必要があります。

 

おわりに

 本記事では、VISA通信の概要を紹介しました。
 VISA通信での設定をこのようにきちんと行えば、一元管理ができて、とても使いやすくなります。
 今後は、VISA通信を利用した簡単なプログラムを紹介していきたいと思います。

 

取扱製品



お問い合わせ窓口

弊社サービスに関するご要望ご依頼がございましたら以下の各種お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。